2010年 08月 18日
最後のバケーション*シチリア*タオルミナ編 |
見てくださいよ~この写真、いいでしょう?旅行雑誌の表紙みたいじゃない?!私の腕がいいとかじゃなくてとびきりいい景色だったんですよー。天気も最高。
8月1日~8日シチリアのタオルミナとカターニャへ行ってきました。まずはカターニャの空港から直接タオルミナに入り5泊しました。写真は海沿いに立つ私たちのホテルの部屋から撮ったもの。
空がぁ~海がぁ~青いねえ~。夏はやっぱりイタリアなんだな。
プールよりも海に入りたいボノボノ家。タオルミナの海は砂浜じゃないくて砂利浜?!
少々って言うか、かなり足元がぐらつくし痛いので、旦那様と私は海用の靴を現地調達。これを履いていれば怖いものなしです。
着いて2~3日は波があって、ボノ子はビビってなかなか入ってくれなかったんだけど、4日目には波も落ち着いて、なんと一人で泳げようになりました。本当あっというまに泳げる(浮いてる?)ようになったので親はびっくり、本人はとても誇らしげで楽しそうでした。さっきまでしがみついて離れなかったのにコツを覚えていつまでも浮かんでいました。この夏一番の成長。横で水死体みたいに浮かんでいるのは私です、全身初披露。はずかしい。
遅いお昼を食べた後は、ホテルの部屋でお昼寝。私はここぞとばかりに読書にふけりました。
目が覚めると、夕飯を食べに街へ向かいます。が、タオルミナの町は海岸からロープウェーで登るんです。崖の上の町へはホテルのシャトルバスも毎時間出ていて、それほど不便は感じませんでした。
直前にお友達のきのこファミリーがここを訪れていたので、おいしいレストランはひっそりと裏のほうがいいと聞いていました。メイン通りを少し入った路地の小さなレストランや、海を見下ろす絶景レストランなど、どこで食べてもおいしかったなあ。カラスミのパスタ・イカ墨のパスタ・ウニのパスタ、魚介のグリル・ピザ・イタリアのご飯は飽きない!!日本食が恋しくならないから不思議。
イタリアのご飯はボノ子の食の世界を広げてくれました。「泥棒さんのちゅるちゅる」はイカ墨のパスタのこと、口の周りが真っ黒になるからだそうです。大好きになりました。そしてアサリをモリモリ食べるようになりました。もともと生ハムは大好物。毎食きちんと食べてくれるのでうれしかったな。
そして私には大発見だったのが、このグラニテというデザート。シャーベットをもう少しゆるくした感じとでもいうんでしょうか。美味しいんですよ~ジェラートよりグラニテばかり食べていました。
何度も通ったグラニテ屋さん「BAMBAR」。ここの手作りグラニテは本物の果物の味がします、店長のサロさんは日本語を少し話します。陽気で楽しいからボノ子はサロさんが大好き。
果物のグラニテも美味しいのですが、コーヒー味にホイップをしてもらうのも最高。苦みと甘みがちょうどいい、日本のアイスコーヒーを思い出します。
ロープウェーに乗って帰ることもできるのですが、シャトルバスに乗って帰ります、無料ですしね。
私たちのホテルが偶然にも超セレブホテル「TIMEO」と系列ホテルだったので、このホテルからシャトルバスで海沿いに降りるのですが、この超セレブホテルのテラスがすごい!夜景がきれい!
バスを待ちながらここでコーヒーを飲みました。コーヒーもセレブ値段でびっくりしました。
こんな感じで、毎日、食べる、泳ぐ、寝る、食べる、寝るを繰り返しておりました。
部屋を掃除しないでいい毎日、御飯は何を作ろうか考えないでいい毎日、なんて贅沢なのでしょうね。時間に縛られない日々、まさにバケーションだ。
毎週水曜日の朝8時からひらかれる、タオルミナの市。坂をぐんぐん上って見に行ってきました。
ボノ子と旦那様はカフェで待機。本当に素朴な市でした。大きくて甘いモモとドライトマトをお土産に。
遺跡とかにはなんか魅かれてしまうのです。雄大なエトナ火山を背にしたこのギリシャ劇場の景色は忘れられません。滞在中、オペラかバレーを上演していました。こんな場所で見られるなんてすごい、見てみたい!さぞかし感動的な眺めなのでしょうね。
真っ赤な舞台が今、この現在を。そして荒涼とした岩の遺跡群が古き時を。二つの時代を同時に感じられる不思議な空間でした。
by bonobono7k
| 2010-08-18 08:56
| 旅行*イタリア*